本日の記事内容


今回は函館芝1200mで行われますG3:函館スプリントSの事前分析を行っていきます。ダービーで始めた「走る穴馬」「走らない人気馬」の函館スプリントS版です。
  • 走る穴馬と走らない人気馬を探る
  • 函館スプリントSで走る穴馬の傾向
  • 函館スプリントSで走らない人気馬の傾向
以上の内容でお伝え致します。

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走る穴馬と走らない人気馬を探る


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今週も「走る穴馬」「走らない人気馬」について考えていきます。先週のマーメイドSでは走る穴馬の1番手に指名したアンドリエッテが勝利、不安な人気馬としたミリッサが馬券圏外と一応結果が出ました(馬券を取れていないことが問題ですが…)。今週の函館スプリントSも狙いを定めていきたいです。

【人気馬と穴馬の定義】

このブログでの人気馬と穴馬の定義は以下の通りです。
  • 人気馬→1~3番人気の馬
  • 穴馬 →6番人気以下の馬
では函館スプリントS過去5年の結果から傾向を探ってみたいと思います。

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函館スプリントSで走る穴馬の傾向


[画像:5cbb69bb-s.jpg]

それでは早速、函館スプリントSで好走した穴馬を見ていきましょう。ここでは6番人気以下で馬券圏内に入った馬を探ります。

【穴馬好走事例(過去5年)】

〈2017年〉
3着:エポワス(7人気)
・前走:大阪―ハンブルクC1着
・洋芝実績(2-4-1-4)
・父:ファルブラウ(ノーザンダンサー系)

〈2016年〉
1着:ソルヴェイグ(12人気)
・前走:桜花賞17着
・洋芝実績なし
・父:ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)
3着:レッツゴードンキ(7人気)
・前走:ヴィクトリアマイル10着
・洋芝実績(1-0-1-0)
・父:キングカメハメハ(ミスプロ系)

〈2015年〉
2着:アースソニック(14人気)
・前走:韋駄天S3着
・洋芝実績(0-0-0-1)
・父:クロフネ(ノーザンダンサー系)
3着:レンイングランド(12人気)
・前走:NHKマイルC16着
・洋芝実績(1-0-1-1)
・父:クロフネ(ノーザンダンサー系)

〈2014年〉
1着:ガルボ(8人気)
・前走:高松宮記念11着
・洋芝実績(0-0-0-3)
・父:マンハッタンカフェ(サンデーサイレンス系)
2着:ローブティサージュ(6人気)
・前走:ヴィクトリアマイル11着
・洋芝実績(1-0-0-0)
・父:ウォーエンブレム(ミスプロ系)

〈2013年〉
1着:パドドロワ(6人気)
・前走:京王杯SC14着
・洋芝実績(2-0-1-2)
・父:スウェプトオーヴァーボード(ミスプロ系)

【走る穴馬の抽出から見えた傾向】

①穴馬から勝ち馬が出る!
なんと過去5年で6番人気以下から3頭も勝ち馬が出ています。これは結構凄いことです。勝たない年でも2015年なんかは2着、3着が14番人気、12番人気ですからやはり荒れます。穴馬から狙ってもいいレースだと思います。

②前走G1出走の実力を侮るなかれ
ソルヴェイグ、レッツゴードンキ、レンイングランド、ガルボ、ローブティサージュが該当。いずれも二桁着順で人気を落としており、着順だけで嫌われるなら狙ってみたい。

③洋芝実績と父ノーザンダンサー系
前走G1出走馬以外で言うとこのどちらかが当てはまる。パドドロワは洋芝実績(2-0-1-2)だし、アースソニックは洋芝実績ないものの父:クロフネでノーザンダンサー系だった。更にエポアスに関してはこのいずれも満たしており、洋芝実績(2-4-1-4)で且つ父:ファルブラウでノーザンダンサー系でした。

★今回この条件に合致する馬は?

今回の出走馬で言うと…、

 ②前走G1出走馬
 ③洋芝実績(1-0-0-0)且つ父ノーザンダンサー系
〈エポワス〉
 ③洋芝実績(3-4-2-5)且つ父ノーザンダンサー系
〈ティーハーフ〉
 ③洋芝実績(1-0-2-1)
〈タマモブリリアン〉
 ③洋芝実績(2-2-2-3)
ここ
そして個人的に最も期待したい穴馬はランキングで発表します。
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(クリック願います。ブログ説明文の欄に馬名記載しています)
すべての条件を満たす(洋芝実績は若干弱いですが)穴馬となりそうです。枠も内側に先行馬が揃いましたので、いいポジションを取れそうなのも良いですね。先行多数で差し勝負になれば。6番人気以下なら積極的にいきたいです。

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函館スプリントSで走らない人気馬の傾向


[画像:5cbb69bb-s.jpg]

続きまして逆パターンで、人気馬(1~3番人気)で馬券を外した馬を見ていきます。

【人気馬凡走事例(過去5年)】

〈2017年〉
4着:セイウンコウセイ(1人気)
・前走:高松宮記念1着
・洋芝実績なし
10着:シュウジ(2人気)
・前走:高松宮記念15着
・洋芝実績(0-2-0-0)
・前年2着

〈2016年〉
4着:アクティブミノル(2人気)
・前走:高松宮記念4着
・洋芝実績(2-0-0-0)
6着:オメガヴェンデッタ(1人気)
・前走:京王杯SC6着
・洋芝実績(1-0-0-1)

〈2015年〉
5着:アンバルブライベン(1人気)
・前走:高松宮記念15着
・洋芝実績なし
14着:コパノリチャード(1人気)
・前走:高松宮記念5着
・洋芝実績なし
15着:ローブティサージュ(3人気)
・前走:高松宮記念17着
・洋芝実績(2-1-0-0)
・前年2着

〈2014年〉
5着:フォーエバーマーク(2人気)
・前走:韋駄天S2着
・洋芝実績(3-0-1-0)
・前年3着
9着:スマートオリオン(3人気)
・前走:高松宮記念7着
・洋芝実績(2-0-0-0)
11着:ストレイトガール(1人気)
・前走:ヴィクトリアマイル3着
・洋芝実績(6-3-0-5)

〈2013年〉
7着:ドリームバレンチノ(1人気)
・前走:高松宮記念2着
・洋芝実績(1-0-0-1)
・前年1着
9着:テイエムオオタカ(2人気)
・前走:京王杯SC9着
・洋芝実績(2-1-1-0)
・2年前1着

【走らない人気馬の抽出から見えた傾向】

①過剰人気の要因は洋芝実績
前走が腑甲斐無い結果であっても洋芝実績から人気になるケースが結構散見されます。2017年のシュウジ、2016年のオメガヴェンデッタ、2015年のローブティサージュ、2014年のスマートオリオン、2013年のテイエムオオタカが該当します。洋芝変わりで走ると思われている人気馬は注意が必要。2014年のフォーエバーマークも前走は重賞ではないながらもその洋芝実績で人気になったパターン。洋芝実績ばかりに目をとらわれ過ぎず、その馬の実力を見定めたいものです。

②G1健闘も洋芝実績なし
2017年セイウンコウセイ、2015年アンバルブライベン(健闘してませんが)、コパノリチャードがこれに当たります。上では過剰人気の要因と書きましたが、全く洋芝実績がないのもダメなようです。

③意外とリピーターが来ない
2017年シュウジ、2015年ローブティサージュ、2014年フォーエバーマーク、2013年ドリームバレンチノ、テイエムオオタカが該当します。リピーターはそれなりに人気になるものですが、ここではあまり信用してはいけないようです。

★今回この条件に合致する馬は?
人気の中で少々不安な馬がいます。こちらは別のランキングに記載しておきます。
↓↓↓

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上位人気に推されそうな馬は全て洋芝実績乏しく怪しい気がしてきますが、この馬は前走成績も良くなく、且つ洋芝実績がありません。人気に推されるようなら要注意です。

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