毎日王冠の傾向分析


今週は3日間開催で東西で3重賞が行われます。

その中でも豪華メンバーが揃いました毎日王冠について事前分析を行っていきます。

やはりソウルスターリングがこちらの路線に来たことで豪華さが増しましたね。

個人的には年初のG1予想で秋華賞馬と予想していたので、ハズレ確定が無念ですが、この毎日王冠を的中させれば気持ちが晴れると信じて事前分析に参ります。

【人気面】(過去5年)
1着:3.0番人気
2着:7.2番人気
3着:7.4番人気


→私が想像していたよりも荒れています。結構驚きました。秋初戦の馬もいますし、当然目標が後ろの馬も多いからでしょうね。スピルバーグやジャスタウェイがまだ人気薄で馬券に絡んでいたのが印象的です。まだ発掘されていない実力馬というパターンも頭に入れておきたいですね。

【配当面】(過去5年)
 単勝平均:      654円
 馬連平均:    9366円
 馬単平均:  14570円
三連複平均:  31136円
三連単平均:172554円

→完全なる紐荒れですね。単勝は3桁配当なのに馬連は万馬券近い配当になってますので、厚めの印の内、2頭場合によっては3頭を人気薄にしてしまっても良いかもしれません。

【展開面】(個人的所感です)
過去5年で平均ペースが1度、スローが4度です。今年は去年と違って引っ張る馬もいなさそうですし、スローになりますかね。そして4度のスローの内、ギアチェンジ勝負が1度、息の長い末脚を求められる展開が3度となっています。仕掛けが早くなりがちで末脚が武器の馬を選びたいところ。あと勿論ですが、開幕週の馬場はよ~く確認しておきたい。

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毎日王冠の出走予定馬

以上を踏まえて、有力馬考察にいきたいと思います。

◼ソウルスターリング(ルメール)
オークスは強い競馬でしたね。前に付けて後続の脚を削ぐ早目の仕掛けでした。自身も最後までしっかり伸びて完勝でした。この馬は前半がそこそこ流れる展開でもしっかり追走出来て、更に後半の末脚も十分に発揮できるという総合力が高いタイプ。桜花賞のように渋った馬場がどうかなというところはありますが、弱点らしい弱点が見つかりません。あとは古馬との比較がどうかなというだけ。人気でもさすがに否定できないタイプかなと。

◼グレーターロンドン(田辺)
安田記念4着では出遅れはあったものの特徴である息の長い末脚を発揮してきた。初のG1でそこそこ流れる展開になり追走に苦労したが、回顧記事でも相当能力は高いと評価している。仕掛けが早くなる展開はこの馬にとってはいいんじゃないですかね。あとはこの馬は常に状態面との戦いだけにその辺りに注目ですかね。

◼マカヒキ(内田博)
ソウルスターリングやサトノアラジンの方がダービー馬より優先されるんですね!内田博騎手になっていて驚きました。個人的にはまだ死んでないと思っていますが、今年は馬場と展開に泣かされている馬。京都記念は重馬場にロングスパート、大阪杯はキタサンブラックのロンスパ気味の早め仕掛けに脚を削がれた。この馬が得意な瞬発力勝負になれば。

◼リアルスティール(デムーロ)
ドバイに向けて一頓挫あったので、その休み明けというのが気になるところ。この馬もロングスパートには向かず昨年の天皇賞(秋)のようにスローの末脚勝負が望ましい。ただスローになると引っ掛かる面が問題で、日本人ジョッキーではこれまで上手く制御できなかった。今回デムーロ騎手で、その点は問題ないのでやはり後は状態面。

◼サトノアラジン(川田)
こちらも安田記念以来。その安田記念では前がそこそこ流れる展開で、全体としてはラスト1Fのラップを落とす展開。前半が余りにも速すぎると今度は追走出来なくなってしまいますが、上のメンバーに比べればスローで前の馬が脚を残すよりは出し切る展開が望ましいかなと。上記傾向からすればあまりこのレースには合いませんが、当日の展開予想をしっかり吟味したいですね。

まとめ
想定人気上位は全て休み明け。上位の中で信用できそうなのはソウルスターリングのみといった感じがします。他は展開面の注文が付く馬ばかりなので、展開予想はしっかり吟味したい。

また穴っぽいところでは、能力高く距離短縮で末脚が生きそうなアストラエンブレム、左回りの立ち回り得意なダイワキャグニー、前走は休み明けで脚が止まったがスローなら長くいい脚を使うヤングマンパワー、本来は小回りのロングスパート希望のウインブライト、昨年の通りバテ差し得意なヒストリカルまでが可能性ありそう。




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